強烈な個性を放つカート・コバーンの人生を振り返る

皆さん!

 
今回はニルヴァーナのフロントマンでもあるカート・コバーンについて書いていきたいと思います。
 
僕自身大好きなバンドでもありますのでできるだけ詳しく書いていければと思いますのでよろしくお願いします。
 
 
 

天才誕生

カート・コバーンは1967年2月20日アメリカワシントン州アバディーンで生まれました。カートの親戚にはミュージシャンがいて、彼は音楽が家の中にあるのが当たり前の環境で育ちました。カートが8歳位の時に叔母さんからエレキギターとアンプをプレゼントされました。ロックへの入り口を示したのが叔母さんでした。叔母さんは楽器だけでなく古いレコードやビートルズのレコードをプレゼントしていたそうです。彼女の存在はカートの人生に大きな影響を与えました。カートが9歳の時に両親が離婚しました。この経験は後に”サーヴ・ザ・サーヴァント”という曲の歌詞で離婚について書かれることになります。
 
 

パンクロッカー誕生

カートが14歳の時にプレゼントされたギターによって人生は大きく変わることになります。ギターが上手くなるまで時間はかかりましたが、ご存じのようにギターはカートの創作活動で必要なものへとなりました。また、ギターは創作活動の手段だけでなく、ファッションアイテムにもなっていました。外出する時にもギターを持ち人々に見せびらかすようにしていたそうです。(可愛いですね(笑))
 
1983年にカートはあるライブを観て衝撃を受けます。出演していたのはメルヴィンズというバンドです。カートはこのライブを観てパンクロックの道を歩むことを決めたそうです。しばらくすると、メルヴィンズのフロントマンであるバズ・オズボーンがパンクロックのアルバムを貸してくれるようになりました。メルヴィンズの練習するところを見学したりもしていました。この頃から考え方や服装にも変化が現れだします。黒のトレンチコートを着て髪を伸ばしたカートを見た友人は誰だか見わけがつかなかったそうです。
 
 

バンド結成

1985年にカートはメルヴィンズのデイル・クローヴァーをベースにそして、近所に住むグレッグ・ホーカンソンをドラマーにしてフィーカル・マターというバンドを結成し、叔母さんの家でセッションをしたりしました。レコーディングも行い、完成したカセットテープを友人に配ったりしていたそうです。このカセットテープを受け取った友人の一人が後にニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリックです。クリスは音楽面でカートを盛り立てるだけでなく、カートの独特の世界観を初めて支持してくれた人でもありました。バンドを結成しますが、最初の頃は彼らが思い描くものとはかけ離れたものでした。当時はまだバンド名もなければドラマーもいない状態でした。しかし、彼らには野望と上昇志向がみなぎっていました。バンド名はころころ変わったりしていましたが、いくつかのライブを経て、ようやくバンド名がニルヴァーナに落ち着きました。
 
 

ニルヴァーナ

1988年にチャド・チャニングがドラマーに加入したことにより、ようやくバンドとしての体制が固まりました。同年11月にデビューシングルである”ラヴ・バズ”をサブポップからリリースしました。そして、ついに1989年6月15日にファーストアルバムである「ブリーチ」がリリースされ、初のアメリカツアーを行いました。1990年の8月デイル・クローヴァーが臨時でニルヴァーナのドラムを務め、ソニックユースとツアーを行いました。その1ヶ月後のライブで、デイヴ・グロールと出会い、ニルヴァーナにデイヴが加入することになりました。
 
 

ネヴァーマインド

メジャデビューアルバムである「ネヴァーマインド」は1991年9月24日にリリースされました。いきなり大ヒットしたわけではなく、ラジオやMTVで彼らのビデオが流れ続けたことによりリリースから3ヶ月後にチャートのトップにまで登りつめました。この大ヒットにより、ニルヴァーナはロックスターの仲間入りをすることになりました。しかし、カートは全くそんなことは望んでいませんでした。カートの人生はこの頃から少しづつ狂い始めました・・・
 
 

イン・ユーテロ

1993年には新しいアルバムである「イン・ユーテロ」をリリースします。カートはファンが離れていくようなアルバムを作るという計画に反して、アルバムは初登場ビルボード1位となり、第1週だけで18万枚を売り上げました。そして1994年にはバンドは2年ぶりのアメリカツアーを行いました。世間から注目され続けるカートは周囲からのプレッシャーに押しつぶされそうになっており、彼の精神状態はとても酷いものでした。
 
 

カートコバーンの最期

カートは1994年4月8日シアトルの自宅にある駐車場の上にある部屋で、人生の最期を迎えました。それと同時にニルヴァーナもバンドとしての最期を迎えることになりました。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。今回はカート・コバーンの人生について振り返ってみました。この記事を書いていると無性にニルヴァーナの曲が聴きたくなりました。20年以上前のバンドなのに未だに聴く度に新しい何かを感じます。もし、まだニルヴァーナを知らない人がいるのなら是非1度聴いてみてください。